リスク許容度

読み方:りすくきょようど

英語表記:Risk tolerance 

 

リスク許容度の意味

市場が安定しているときは、市場参加者は多少リスクをとってアクティブな運用をするのに対して、市場が不安定な状況となると相場参加者はリスクの少ない運用をする傾向があります。実際に市場がどの程度までリスクを許容しているかがリスク許容度です。

具体的にどのような場面で使われるかと言うと、市場が安定していて投資家がリスクをとって運用することを好む状態を「リスク許容度が高い」と表現し、逆に市場が不安定になっていてリスクをとるのを避ける気運が強まっている状態を「リスク許容度が低い」と表現します。

また、英語表現でリスク許容度が高い状態のころをリスクオン、リスク許容度が低い状態をリスクオフといいます。リスク許容度の明確な定義はありませんが、株式市場や債権市場などから市場のリスク許容度を探ることができます。

 

株式市場ではリスク許容度が高まると株式が買われ、リスク許容度が低下すると株式が売られます。

 

安全性が高いとされる国際市場では逆の動きとなることが多くなります。リスク許容度が高まると国債が売られ(国債利回りは上昇)、リスク許容度が低下すると国債が買われ(国債利回りは低下)ます。

株式市場と債権市場の関係を見るとわかりやすいと思います。リスク許容度が高い、つまり市場が安定しているときは、利回りの少ない国債市場で運用するよりもリスクをとって株式市場でより大きな利益を上げたいと考える人が増えます。

それに対し、市場が不安定な状況となった場合はリスクと取らず債権市場で安定運用した方がいいと考える人が増えます。

為替市場でも同じことが起こります。為替相場では市場のリスク許容度が高い場面では円やスイスフランといった通貨が売られ、より金利の高い通貨が買われる傾向があり、リスク許容度が低下すると円やスイスフランが買われる傾向があります。

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