グランビルの法則
英語表記:Granville chart theory
読み方:ぐらんびるのほうそく
もくじ
グランビルの法則とは
移動平均線を使った代表的な相場の見方として「グランビルの法則」があります。
グランビルの法則では、移動平均線と価格の動きを用いて次のうようなそれぞれ4つの売買サインを導き出しています。
●買いサイン
①移動平均線が下向きまたは横ばいのときに価格が移動平均線を下から上に抜ける動きとなった場合
②移動平均線が上向きのときに価格が移動平均線に接近するものの、移動平均線まで下がらずに再度上昇基調が強まった場合
③移動平均線が上向きのときに価格が移動平均線を割り込むものの、すぐに再上昇してきた場合
●売りサイン
⑤移動平均線が上向きまたは横ばいのときに価格が移動平均線を上から下に抜ける動きとなった場合
⑥移動平均線が下向きのときに価格が移動平均線に接近するものの、移動平均線まで届かずに再度下落基調が強まった場合
⑦移動平均線が下向きのときに価格が移動平均線を上抜けるものの、すぐに下落してきた場合
⑧価格が移動平均線から大きく上に乖離した場合
これらがグランビルの法則の売買サインとなります。
発表者であるグランビルは200日の移動平均線を使っていたようですが、移動平均線と価格の性質上、それよりも短い期間の移動平均線でもこの法則は使うことができます。