今回の動画は、パソコンでトレードしている方向けの動画になります。
パソコン版MT4(MetaTrader4/メタトレーダーフォー)の機能のひとつ「トレーリングストップ」の設定方法と使い方について解説しています。
トレーリングストップを設定すると、相場に合わせてロスカットラインを追跡してくれます。トレンドに乗れたときなどに使う利益を伸ばす一つの手法であります。使い所と設定も重要です。上手に使いこなしていきましょう!
トレーリングストップとは?
トレーリングストップとは、価格変動に応じてロスカットラインを変更していく手法のことをいいます。「トレール」とは、英語で「追跡する」という意味があり、価格変動に合わせてロスカットラインが相場の動きを追跡していることを表しています。例えば、価格が上昇すれば、それに合わせてロスカットラインを引き上げ、逆に価格が下落すればロスカットラインを引き下げていきます。
つまり、利益をできるだけ伸ばそうと思った時に、利益が伸びた分を自動的に追いかけることができる機能です。
まとめ
トレーリングストップは、相場の動きの合わせて自動でロスカットラインを追跡してくれますが、使い所と設定も重要です。例えば、ある相場の局面で、40pointと小さな幅で追いかけていったとします。まだまだ利益が伸ばせそうな展開だったとしても、反転して調整している時にそのまま利食いになってしまうこともあり得ます。
じゃあ利益を伸ばすためにはどうすればいいのか?ということですが、その時々の相場の状況によって変わってきますので一概に〇〇pointで設定すればいい、などと言うことは出来ませんが、私の場合は、トレンドに乗っている時にトレーリングストップを使っています。その時に、レジスタンスライン、サポートラインを意識して設定するようにします。その日のボラティリティや、相場全体の雰囲気によっては、トレーリングストップを設定していたとしてもすぐに利食いすることもあります。
相場の流れを感じることが大切。
相場の雰囲気がまだつかめないと感じる方は、意識的にチャートを見る時間を作ると良いと思います。