相場の世界にはさまざまな格言、名言、言葉が存在する。

相場の心得にはいろいろあるが、経済学の知識だけを身につけても相場では勝てない。相場で生き残り、勝つために編み出してきた先人の知恵と技を「相場に生きる心得13ケ条」としてまとめた。

第1条 上がると思ったら買い、下がると思ったら売る

基本的なことであるが、わかっていてもこれを実践するのがなかなか難しい。

欲と恐怖のせめぎ合いの中で、相場と素直に向き合う透明な心をもつこと。

 

第2条 愚者は雷同する

「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言もあるが、人について行ったところで大きく儲かるものではない。本当に儲けるためには自分自身のアイデアで勝負すること。

 

第3条 相場は恐怖と欲望のゲーム

このゲームでは、いかに自分の欲望をコントロールするかがポイントになる。

相場の恐怖には2種類の恐怖がある

・損失を被る恐怖

・儲け損なう恐怖

 

第4条 相場は相手を追い込むように動く

人間は、本当に追い込まれるまではなかなかアクションを取らないもの。

自分のとった行動が間違ってしまったと自分自身でわかること。

自分のとった行動が間違っているかどうかわからなければ相場をやってはいけない。

間違いを認めるということは負けを認めること。つまり、損を出すことだ。

 

第5条 すべての戦闘に勝とうと思ってはいけない

相場は戦争である。戦争と戦闘をはきちがえてはいけない。

すべての戦闘に勝とうと思わず、ダメだと思う戦闘からはすばやく撤退する。つまり、損切りを早めに行うことによって致命的なダメージを被ることを回避し、戦争が継続できる状態を維持することが大事である。

つまり、勝ったり負けたりしながら最終的には勝つというのが相場であり戦争である。

 

 

第6条 ナンピンは禁物

ナンピンの問題点は相場に対する謙虚さがないということ。

間違えた相場に、さらにいっそう固執することは相場に対する敬意を欠いている。謙虚さに欠ける者は相場に罰せられることになる。

 

 

第7条 複雑に考えず、単純思考でいけ

難しく考えがちな相場だが、結局、相場は極めて単純なもの。

上がるか下がるか、売るか買うか。これしかない。だから比較的ビギナーが儲かるビギナーズラックがある。ところが儲かるようになると、相場が面白くなるので勉強しようとする。儲けるためには勉強しなければならない。そしていつしか、非常に難しいことを考えるようになる。

しかし、世の中を複雑に考えれば考えるほど、相場の世界では失敗することが多い。つまり、いろいろな材料に振り回されてしまい、相場の本質を見失ってしまうのだ。

 

相場には2つしかない。

儲かるか損するか。

 

 

第8条 少数派に身を置け

相場が大きく動く時というのは、すべて損切りの力。

損切りの時が、最も相場が走る。

損切りというのは恐怖から逃げること。

少数派に身を置けば、儲かる時はものすごいスピードで儲かるし、損する時はちまちまとしか損しない。相場の原則は、小さく損して大きく儲けること。例外もあるが基本的には常に少数派にいなければならない。

 

第9条 材料は相場とほとんど関係ない

中期的なファンダメンタルズ、この材料は大事だが、それ以外の、毎日出てくるような材料は、無視するくらいでいい。相場が行きたがっている方向を見定めること。

 

第10条 皆が絶対だと思っている時は危ない

大きな相場の転換点には、いくつかの兆候を見ることができる。

 

第11条 言い訳は禁句

相場の結果がでたとき、後になって〇〇していれば……などと言ったところで、儲けることはできない。

実際に行動しなければ、利益を得ることはできない。

そう思った通りにできる(エクセキューション)能力、そのアイデアを行動に移せる能力が、相場にはとても大事。

 

第12条 モメンタムが大事

モメンタムとは「勢い」のことである。

相場には勢いというものがある。

モメンタムが尽きていなければ、さらに相場は先へと進む。

 

第13条 相場は循環である

相場には流れがある。

永遠に上がり続ける相場もなければ、下がり続ける相場もない。

 

春がきたら桜が咲き

夏になったらセミが鳴き

秋になったら葉を染めて

冬になったら雪が降る

 

日本の四季同様に、あらゆる物事は循環している。

つまり、同じことの繰り返しなのだ。

そのため、ある程度のパターンを把握しておく必要がある。

しかし、相場は常に変化する。

常に同じパターンで動くわけではない。

変化する相場に対応するには、基本的なルールを持つことだ。

相場には流れがある。

 

いいね、シェア、フォロー歓迎!2020テーマは「自然から学び自然と共に生きる」