節分の物語「鬼と福笑い」アニメーション

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2月3日は日本では「節分の日」と呼ばれる行事があります。

「鬼は外〜!福は内〜!」とさけびながら

家の中や外に炒った豆をまき散らします。

 

食べ物をそこらじゅうに

まき散らすなんて

正気の沙汰とは思えません、汗

食べ物に困ったことがある人なら

この気持ち

わかっていただけると思います。

たぶん

 

さて、今回ご紹介するこのアニメは

節分の物語で、鬼と福笑いのお話しです。

鬼もわけあって鬼になっていると思うのです。

ネタバレを含みますので、時間がある方は動画をご覧になってから続きを読み進めてください。

 

節分「鬼と福笑い」アニメーション紹介

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

むかしむかし、そのまたむかしのお話しです

地球のあるところで、頭にツノを生やした人達が住んでおりました

 

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

その人達は

「けっして争いはしない」と誓い

幸せで豊かな文明を静かに築いておりました

 

しかし

ある日のことです

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

どこのものかもわからない人達がやってきて

頭にツノの生えた人達をいじめ始めました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

ツノの生えた人達は「争いをしない」と

種族の間で誓った約束を守るため

争いのない地へ身をひそめます

彼らのツノには神経系統が密集しており

今の時代でいうところの

超能力やテレパシーというものを

自由に使える種族でした

超能力を使えば

いじめっこ達をやっつけらるのに

彼らはそれをしませんでした

 

ツノの生えた人達は

違う種族同志が仲良くできないことが

とても残念で

悲しいと言っていました

 

しかし

いじめっこ達は

ツノのある人達を追いかけます

自分たちにないツノがあることを羨み妬んでいました

 

はるかに進んだ科学技術や

文明を彼らから奪いたかったのです

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

ツノのある人達にも家族がいます

大切な人達を守るため

静かな怒りをたずさえ

家族の命をねらう人達の前に

立ちはだかります

 

しかし

 

彼らの勢いを食い止めることができても

人を傷つけることはできませんでした

その代わり

自分が傷つくことに決めました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

戦いのたびに

ひとつ、またひとつと

体に傷が増えていきました

 

山や木々、川や海、鳥や動物達や昆虫が

戦いに巻き込まれ

つぎつぎと

死に絶えていきました

 

ツノのある人達の心も

戦いのたびに

傷ついていきました

大自然とともに生き

心優しかった彼らの心にも

憎しみや怒りで

我を忘れてしまうほどの

闇がふくらんでいきました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

ツノのある人達は

闇にのみこまれまいと

必死で耐えしのび

こらえておりました

 

「このままでは地球に誰も生きられなくなってしまう・・・」

ツノのある人達のリーダーが

そうつぶやきました

 

家族

そして大自然の仲間を守るため

ツノある人達に充満してしまった

すべての闇を

彼は一人で

飲み込みました

 

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

彼の体は膨れ上がり

「鬼」と呼ばれ

仲間からも

恐れられるように

なってしまいました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

鬼は世界を飛びまわり

人の心に住みついてしまった

「闇」を見つけては

自ら飲み込んでまわりました

 

そして

 

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

闇を飲み込んだ代償として

彼らの大切なものを次々と

破壊してまわりました

 

そして、鬼が本当に守りたかった

みんなの地球も・・・

 

鬼も

みずから飲み込んだ闇と

戦っていました

誰にも相談できず

ひとりぼっちで

泣きながら戦っていました

 

 

鬼は

自分が世界に与える恐怖が

世界を闇に包み

人々や自然を傷つけてしまう

そう思いました

 

鬼は

21日間

闇と戦いながら

苦悩しました

 

そして

 

21日目をむかえた朝

世界を救う方法を

思いつきました

 

鬼は

自分の命を

消し去ることが

一番良いと

思いました

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

するとそこへ・・・

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

穏やかな微笑みをたたえた

柔らかな光を体から発する人が

ひとりで現れました

 

鬼は

はじめその人を

とても眩しいと

思いました

 

闇の中で長い間

ひとり

苦しんでいた鬼は

はじめ

その光が

何であるのか

わかりませんでした

 

ただ

わかっていたことは

目が開けられないほどの

「何か」があること

それだけしか

鬼には

わかりませんでした

 

その人は

優しく

鬼に

声をかけました

 

「私が

ここにいます

どうか

安心してください」

 

「ゆっくりで

大丈夫

少しずつ

目を

開けてみてください

私が

手をつないで

います

大丈夫

少しずつ

あなたの目を

開いてみて

ください」

 

目を開いた鬼の大きな瞳からは涙が溢れ

空から

たくさんの雨が

降りはじめました

荒れ果てた大地に水滴が染み渡り

大きな川から海まで

悲しい気持ちを

洗い流してくれました

 

「ほうら

もう大丈夫

おなかすいたでしょう?

これを

食べてください」

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

微笑みをたたえたその人は

鬼に小さな豆粒を1つ

口もとへ運んであげました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

ガリッ!

1つの小さな豆粒に

鬼は一生懸命に食いつきました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

すると

膨れ上がった鬼の体が

少し小さくなりました

 

微笑みをたたえたその人は

優しく

声をかけ続けます

 

「ごめんなさい

今はこのお豆1粒しか

もっていなくて

どうか

あなたの話しを

聞かせてくれませんか」

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

すると

鬼の体がまた少し

小さくなりました

微笑みをたたえたその人は

優しく

鬼の手をにぎり

冷たくひえてしまった鬼の体を

抱きしめました

「ごめんね

ずっとひとりで

がんばって

きたんだよね」

 

微笑みをたたえた

その人の瞳からも

大きな涙が

溢れました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

すると鬼は

もとの自分の大きさに

戻りました

鬼は

微笑みをたたえた

その人に伝えました

 

「ありがとう…」

 

鬼の瞳から溢れたのは

喜びの小さな涙でした

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

それからというもの二人は

よく話すようになりました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

まるで

お互いの闇を愛するように

鬼は微笑みの人に

一粒の豆を

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

微笑みの人は

ドロップキックをかましながら

一粒の豆を

鬼の口もとへ

優しく運びました

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

二人はジャンプしながら

これまであったことを

話し合いました

 

それはとてもエキサイティングで

お互いの知らないことが

それぞれ経験してこなかったことが

たくさんありました

 

毎日が発見と喜びの連続でした

喜びと笑いに包まれた日々が

始まりました

 

ずっと待ち望んでいた世界が

生まれた瞬間でした

 

それは誰も知らない

地球上ではじめての体験

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

二人はいつまでも末長く

誰も知らない場所で

ひっそりと

暮らしたのでした

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

いつまでも平和が

つづきますように

地球の大自然と人々へ

感謝と祈りをこめて

 

 

節分物語「鬼と福笑い」アニメーション

おしまい

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

嶋耕作

ライター、自主制作アニメも作ったりしている。自身が主催してきたイベント企画で培った集客運営等のノウハウを使ってサイトやYouTubeなどメディア運営のサポートを行っている。