21世紀型強いチームの作り方と働き方の未来

21世紀型強いチームの作り方と働き方




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21世紀型強いチームの作り方と働き方の未来

 

一緒にやろうという力がまとまってこないと物事は前へ進まない。

成功の成否は人の和にあり。

藤森正路

 

チームには、そのチームの到達すべきゴールの青写真があります。

それが”ビジョン”と呼ばれるものです。

企業でも個人事業でもサラリーマンでも主婦でも部活でもクラブでも、

「こうなりたい」「こうなっていたい」と考える到達点のことを指します。

その到達点(ビジョン)は個人的なものでしょうか?

それともチームとしてのビジョンでしょうか?

こんなお話しがありました。

 

サラリーマン男性がZさんに聞いた強いチームの作り方

 

「何かやりたいな~!あ、このサービスをやったら面白そうだ!これも良さそうだ!」と、自分の事業で成功する夢を持つあるサラリーマンの男性がいました。

その男性は、ある一人の男のもとを訪ねることにしました。

サラリーマンの男性はセンスも良く、能力も高く、コミュニケーション能力もかなり高く、有名な大手企業では部長クラスも狙えるほどの高い能力を持つ方でした。しかし、自分で事業を立ち上げるのは初めてということもあり、知り合いの紹介で信頼できる事業家の方を紹介してもらうことにしたのです。

 

紹介してもらったのは、20歳の頃から様々な事業を立ち上げ成功させてきた経験を持つ起業家のZ(ゼット)さんです。

 

サラリーマンの男性はZさんに、これから立ち上げようとしている新規事業の企画と事業計画書をもとにプレゼンを見てもらう約束をすることに成功しました。

 

数日が経ち、Zさんのいる部屋の目の前まで来て、自分でも信じられない状態になってしまいました。

生まれて初めての事業プランを人に話す瞬間です。優秀なサラリーマンのつもりでしたが、手のひらや足の裏が汗ばみ、声が上ずってしまうほど緊張していました。

 

(このままではいけない・・・俺の力の全てをここで出すんだ。ここで力も出せないようじゃ事業で成功なんでありえないじゃないか・・・)

大きく息を吸い込み10秒ほど息を止めました。

そして目を閉じて心の中で叫びました。

(できる!俺はできる!俺は話したいんだ!自分の夢を話すんだ!)

ゆっくりと息を吐ききり、目を開きました。

 

「よし!」

 

気合いを入れてドアをノックして部屋へ入りました。

 

 

・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・

 

 

Zさん「大変素晴らしいと思います。それならお仕事として食べてけると思いますよ。」

サラリーマンの男性「今のサラリーマンの仕事をやめても事業の立ち上げまでの準備資金を捻出するためにアルバイトしてでも全然やれます!」

 

Zさん「しっかりと…覚悟もできているようですね。ソフトバンクの孫正義さんの言葉でもあるのですが、”新しいことを始めるときは3割くらいの財産は捨てる覚悟が必要だ”と言われているんですね。あなたからはとても可能性を感じますね。」

 

サラリーマンの男性「質問なのですが、よろしいでしょうか?」

 

Zさん「どうぞ」

 

サラリーマンの男性「事業を始めるにあたり、人を5人雇おうと思っています。すでに人も集まっていて、あとはいつ出勤してもらうかを伝えるだけなのですが、そのメンバー達と私が強いチームになるためには何かできることはあるでしょうか?」

Zさん「そうですね、まず、チームの掲げるビジョン(ゴール)に対して、その組織に属している個人の目指すビジョンが必ずしも同じわけではありませんよね。例えばですが、あなたのゴールは自社ビルを構えて従業員を100人にすることもかもしれないけど、従業員の人達は毎月のお給料や週休二日がゴールなのかもしれない。」

 

サラリーマンの男性「そうですね」

Zさん「でもさ、今の時代をよく見渡してみてほしいんだ。例えばユーチューバーとかクラウドソーシングサービスなんかが出てきて、「新しい職業」や「新しい働き方」なんてものがどんどん出てきてる。これからは資本人員が多い、いわゆる”大きな企業”と呼ばれる会社は適正サイズに縮小していくと私は考えているのね。それにともなって、派遣社員を使う企業が今よりもグンと増えて税金も上がって、個人で小さな商売を始める人間が増えていくと思ってるわけね。ひと昔前は、一生一つの企業で勤め上げるのが常識だったのだけれど、1人で2~3個とかいくつかの小さな組織に属して仕事をする形態がこれからもっと増えていくよ。」

 

サラリーマンの男性「時代が変わっていくんですね。」

Zさん「うん、そう。ちょっと話しを戻そうか。強いチームの作り方だよね。まずね、チームって何か?という話しね。チームっていうのは1人以上の組織のことを言います。小さな組織というのは、2人以上から始まる組織のことを指して私は使っているのね。」

 

サラリーマンの男性「はい」

 

Zさん「人が集まると色々な問題が起きるね。何か問題が起きた時に、チームに属する人達の個人的で感情的な問題も大事なのだけれど、チームが一体どこに向かっているのかビジョン(目指すべきゴール)が何なのかということが大事だと思います。その組織に属している1人に何か問題が起きたら、それをチームで解決していけるような関係作りと成熟された人間性が必要ではないかと思います。”困ったときは助け合う”昔ながらの人の暖かさを感じる日本の文化を大切にしたい。チームに所属する一人一人は、必ずしもチームのビジョンに合致して行動できるとは限らないけれども、向かうべき先が同一線上なら同じ方向にエネルギーが向かっていくように感じますね。ビジョンを共有できる小さなチームがこれからたくさん増えていくことで良い時代になっていくと思います。」

 

サラリーマンの男性「ゴールが大切なんですね!勉強になります。今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。」

 

Zさん「こちらこそ、お話しできて楽しかったです。ありがとうございました。」

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ABOUTこの記事をかいた人

嶋耕作

ライター、自主制作アニメも作ったりしている。自身が主催してきたイベント企画で培った集客運営等のノウハウを使ってサイトやYouTubeなどメディア運営のサポートを行っている。