2看護師が見た「T-1さんのエピソード」

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Tさんの特徴

Tさん 女性の利用者さんで、40歳くらいの、背の低い利用者さんです。言葉もたくさんつかえます。洗濯物も工夫して干せます。

まるで知的発達障害があるのかどうか、わからないくらいです。ご両親は、残念ながら他界されています。

兄弟姉妹の末っ子で産まれました。児童の施設にいて、大人の知的障害の施設に(年齢超過の為)移って来ました。

Tさんのエピソード

Tさんは、いつも他の利用者さんが、今何をしているか、問題(けんかをしているとか、せきをしているとか、けがをしているとか、自傷をしているとか)の、情報を聴いてもらうために、職員に、知らせにきていました。

あまり多い情報なので、5分くらいではおわりませんでした。一瞬で終わる情報でもありません。

それは、告げ口としか(周囲の入所を利用している方や、職員さんにとっては)感じなかったでしょう。

一人一人の話や、様子を把握しなければいけないと、わかっている職員も、「あーやかましい、離れてほしい」という職員の気持ちが優先して、Tさんを殴ったり、(不穏時の薬を、嘱託の医師から指示をもらい、投薬したり)、Tさんの気持ちを分かってあげられませんでした。

Tさんの気持ちは、「私の話をたくさん聞いて!おかあさんのようにやさしくして!」でした。

著者  看護師 桔梗




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看護師として40年間生きてきました。心の声をコラムに綴っています。よかったら読んでください。