創造的に生きる10の具体的方法

創造的に生きる10の具体的方法




毎朝、新しいアイデアを思いつき夢中で目が覚めメモをとる。子どもの頃のように毎日が新鮮で何もかもが可能性に満ちていた日々のように、新しいやりたいことが毎日増えていく充実感。

創造的にクリエイティブな発想で生きることができたらどんなに毎日楽しいだろう。

クリエイティブに生きる憧れのあの人みたいな生活はどうすれば手に入るのでしょうか。

素晴らしいアイデアやひらめきが一体どこからやってくるのか、どうやらそこには秘密がありそうです。

近年の脳科学や心理学などの様々な分野で、クリエイティブな発想を生み出す仕組みは何なのか、科学的な研究が進んでいます。

今回ご紹介するのは、2012年3月12日の「ウォールストリート・ジャーナル」で紹介されていた創造的になる10の具体的方法と、筆者の解説をご紹介します。

 

創造的に生きる10の具体的方法

 

 

①青色を使う

実験の結果、青色が最も創造性をかきたてることがわかりました。

青色は集中力を高めると言われており、青いペンで内容をまとめる時や暗記する時に良いとされています。漫画「ドラゴン桜」でも青いペンを使う場面が出てきます。また、カネボウ美容研究所が「青の照明下で、被験者は涼しさを感じ、5分以内に皮膚温が2度下がり、脈拍はゆっくりになり、精神集中する時やリラックスする時に出る脳波やアルファー波が増えた」と発表しています。

反対に赤は分析的な思考を活発化させます。

②ふらふらの状態になる

睡眠不足などでふらふらする状態の時に、かえって創造性が増します。朝方の人は夜、夜型の人は早朝に「ひらめく」場合が多いとのことです。筆者も3日間寝ずに仕事詰めの時に、アイデアがどんどん溢れ出てきてメモが追いつかないほどであった体験をしています。漫画「バキ」でも登場しますが、人間は肉体の限界を超えると「エンドルフィン」という脳内神経伝達物質が出ます。ランナーズハイもこのエンドルフィンの効果で、アスリート、修行僧などが多く経験すると言われています。

エンドルフィンendorphin)は、脳内で機能する神経伝達物質のひとつである。 内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示す。 特に、脳内の「報酬系」に多く分布する。 内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている。

ウィキペディアより

話は逸れますが、怪我で何度か筆者は死の淵をさ迷ったことがあり、その際、この多幸感に満たされる体験をしたことがあります。今思い返せば、おそらく自分の限界を超えた痛みを耐えていたために起こった現象だったのかもしれません。漫画「監獄学園(プリズンスクール)」21巻か22巻あたりで、キヨシが体育祭で一瞬死んでしまいます。キヨシが生き返った時に多幸感に包まれている感じがよく描かれています。その光景はおかしくて笑ってしまうのですが、本当に死の淵を彷徨って復活した本人はこんな気持ちなのだと思います。少なくとも筆者も場合はそうでした。

③昼間から夢想する

昼間から夢想(白昼夢)する人の方が、創造性テストで上位にあることがわかりました。

ジョンレノンの曲「イマジン」でもありますが、人間の持つ素晴らしい能力の1つである想像力を働かせることで、理想の未来に辿りつく道筋までリアルに描くことができます。1つの道筋が見つかると道はいくつも無数に繋がっていることに気づきます。想像を膨らませることで、脳内のシナプスが神経細胞といくつも繋がりあって新しい回路を作るのかもしれませんね。

シナプス(Synapse)は、神経細胞間あるいは筋繊維(筋線維)、神経細胞と他種細胞間に形成される、シグナル伝達などの神経活動に関わる接合部位とその構造である。 化学シナプス(小胞シナプス)と電気シナプス(無小胞シナプス)、および両者が混在する混合シナプスに分類される。

ウィキペディアより

④子どものように考える

実験で七歳児のように考えるように指示された被験者は、たとえば、「古タイヤをどう使うか」といった問いに対して、より多くのアイデアを生み出すことができました。

ある研究によると、天才の脳と子どもの脳の神経回路がそっくりで、大人になると神経回路がどんどん減少していくということがわかっています。これは、外的な環境が一定の刺激しか受けなくなったために、刺激を受けなくなった神経回路が衰弱して起こる現象と言われています。

道路で例えるなら、子どもや天才偉人の脳の神経回路が複雑に入り組んだ「一般道路」とするなら、何もトレーニングなどをせずそのまま大人になってしまった一般の大人の神経回路は「高速道路」のように限られた道だけを走っているようなものだと言えるかもしれません。

今日までもし、何も特別な訓練をせずに生きてきてしまったとしても気にやむことはありません。

なぜなら、脳細胞は筋肉と同じようにトレーニング次第で鍛えることができるからです。脳を活性化させるには様々な方法があります。しかし、今回は「創造性をアップさせる方法」に焦点を当てていきますので、また機会があったらどんな形になるかわかりませんが、何らかの方法でご紹介したいと思います。

⑤笑う

実験によると、テレビでお笑い番組を見た後の方が創造性がアップしました。

筆者もお笑いが大好きでよく好んで見るのですが、芸人さんは会場の空気を一瞬で感じとり笑いに繋げるまでのプロセスを頭の中で何パターンも瞬時に機転を働かせているのではないでしょうか。ネタを書いている時やネタを披露されている時も瞬時に空気をつかみ新たな流れを作り出す技術は見事としか言いようがありません。なぜ、このような話をしているのかといいますと、人間には「ミラーニューロン」という神経細胞があり、このミラーニューロンの働きが創造性をアップさせる効果の1つとして考えられるのではないかと筆者は考えているからです。

ミラーニューロン(英: Mirror neuron)とは、霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。 他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。

ウィキペディアより

赤ちゃんが大人の動きや言葉を真似してすくすく成長したり、狼に育てられた子どもが狼のように育つといった話もこのミラーニューロンの働きによるものと言われています。

もう1つ「笑い」による効果があります。映画「パッチアダムス」でも紹介されていますが、笑いは免疫力を高め癒しをもたらすと紹介されています。「パッチアダムス」は実話をもとにして描かれている映画で本人も実在する破天荒なお医者さんのお話しです。何歳になっても夢をあきらめたくない。今からでもきっと何かできるはず。そう強い信念を持つ人はきっと何か得るものがある映画だと思います。

⑥自分が遠くにいると想像する

パズルで実験する場合、そのパズルがどこか遠いところのもの(たとえばアフリカや北極)である、と言われた場合に、創造性はより増加しました。

普段と違う視点で物を眺めてみたり、後述しますが環境を変えてみることでいつもと違う視点が養われ創造性が育まれるのかもしれませんね。

⑦より一般的な言葉を使う

問題を記述する時に、たとえば「移動する」という方が「車を運転して行く」よりも、解決策をたくさん見つけることができました。

言葉には、その言葉の抽象度が高いほど、読み手に想像させる余地が多く残されることになります。人に何か伝えようとする時には具体的であることが大切な時もありますが、その言葉だけでは「わからない」「伝わらない」部分をあえて作ることで想像する必然性が生まれます。その結果、様々に想像を膨らませることができ、創造性がアップするのかもしれません。

⑧ワークスペースの外に出る

デスクがパーティションで囲われている場合、仕切りの外に出た被験者の方が、創造性がアップしました。

筋肉もずっとコンクリートのように硬いままでも、ふにゃふにゃと柔らかいままでは使い物になりません。力を入れた時にギュッと筋肉が引き締まり、筋肉を伸ばした時にヒュッと伸びる柔軟性のある筋肉のほうが力もよく出て怪我もしない良い筋肉です。「囲われているところからの解放」された時に創造性がアップします。ずっと解放されていると一体どうなってしまうんでしょうね。

そこで、筆者も幾度となく体験したことがある実例を紹介します。

学校や職場の環境もある意味、組織に「囲われている」場所です。仕事が続いてたまの休みが取れたと思っても、休みを持て余してしまった経験をしたことはないでしょうか。もしかしたらサラリーマンやOLさんの中には、会社を辞めて独立したら時間も自由に使えていいのにな〜!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「なんでも好きなことをしていい」となった瞬間に、意外と時間を有効活用できなかったりするものです。自分は何をしたいのか、何ができるのか、何をしなくてはいけないのか、どこに向かいたいのか、今どこにいるのか、次はどこを目指せばいいのか、など。優先順位をしっかりと決めていくことで独立してからも創造的な生活をみずから作り出すことで自由に生きることができます。幸か不幸か必然的に創造的な生活を強いられます。向いている人にはとても毎日がエキサイティングですが、守ってくれるものも確かな保障もありませんので、そうした生活が苦手な人は自分できっちりと計画を立てて自分の安心できるペースを作ることで、毎日1つ1つ作り上げられてあなただけのクリエイティブな人生が形作られていくのではと思います。

⑨世界を見る

実験の結果、海外で暮らしたことのある学生の方が、創造性が高いことがわかりました。ファッション業界でも、異文化の生活経験のあるデザイナーの方が、よりクリエイティブであるとの結果が出ています。

海外へ行って日本へ帰ってきた時に毎度思うことなのですが「日本ってその気になったらなんでもできるじゃん!」と思えます。もちろん、海外でもビジネスチャンスはたくさんあります。が、まず日本の良いところは日本語が通じます。言葉の障壁がないだけでビジネスのやりやすさが圧倒的に変わってきます。そして、同じ島国で育ち同じ言葉を使い同じ法律の中で育った日本人同士なので、多少価値観が違ったとしても相手のニーズをくみ取りやすく商売にするまでが早いです。

ただ、海外へ行くと良いことがたくさんあることは否めません。新しい言葉を覚えたり、知らない景色や危険な土地で命の危険にさらされたり、銃を突きつけてたかられたりといった体験を経ることで、危機察知能力やたくましくしなやかに生きる強さが養われるのかもしれません。

海外へ出ると様々な考え方や価値観で溢れているので、様々な視点から物事をとらえる感覚を養うことができます。そうした体験から何か面白い発想につながるかもしれませんね。

⑩大都市に出る

物理の技術者は、小都市から大都市に引っ越すことにより、平均15%も特許の数が増えました。

クリスタルキングの「大都会」という曲の一節のように、果てしない夢を追いかける時にはやはり、大都市がベストなのかもしれませんね。ただこの実験結果、大都市の方が特許の申請窓口が多くて利便性が高まったことによる効果かもしれません。そうは言っても15%もアップするのなら大都市に行ってみる価値は十二分にありそうです。

 

まとめ

創造性をアップさせる10個の具体的な方法のうち、どれか1つ実践してみることで目覚ましい効果がきっと実感できると思います。一気に全て完璧にやろうとすると大変ですので、1つ。どれか興味のあるものをぜひ1つやってみてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

参考文献

「ウォールストリート・ジャーナル2012年3月12日」

「成功はすべてコンセプトから始まる」著者:木谷哲夫

 




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