3看護師が見た「 iー1君のエピソード」

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I君の特徴

Iさんは、大人の知的発達障害です。

背は低く、生まれつき片方の目がなく、耳も、慢性中耳炎をおこしていました。食事中のむせも頻繁で、上気道感染症になっていて、嘱託の医師から、抗生剤を処方されたり、なかなか治らなければ、病院に受診し、お薬をいただいていました。

一番下の兄弟で産まれたIさんは、すぐ上の姉に、かわいがられ、入所の生活に、入ったのも、中等部の養護学校くらいだったと思われます。(今は特別支援学校とかわっているかもしれません)

大人の施設でも、子供の施設でも、入所生活では、よく世話をしてくれてた姉もいません。

職員さんは、忙しくて、利用者さん同士の、トラブルの原因を追究する、時間もありません。

I君のエピソード

Iさんは、他の利用者さんに、からかわれたり、ちょっとこづかれたりしても、世話をしてくれていた姉もいません。

自分で自分の身を守るため、言葉のはったつしょうがいがあったIさんは、「ばか」「あほ」といい、しまいには、ことばで説明つかないので、小突いたりした他の利用者さんを殴る、蹴る、噛む、職員を殴る、蹴る、噛む、をするようになりました。

姉は保護者会などで、「I君が、殴ったり、暴力をふるうのには、ちゃんとわけがあるんだ」と訴え続けてくれていました。

残念ですが、ひどい肺炎から、胃ろう増設になり、寝たきりの、重度の身体障害者をもつ、知的発達障害の人になってしまいました。(重複障害といいます。)

I君は、きっと、姉のように、話を聴いてほしかったのではないでしょうか?

もっと「僕が人を殴ったわけを聴いて」という事だったのではないでしょうかと、著者はかんがえます。

著者 看護師 桔梗

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看護師として40年間生きてきました。心の声をコラムに綴っています。よかったら読んでください。